「修理博士」チャレンジ章

細目

(1)やぶれた本の修理ができる。
(2)乾電池の(+)(-)を見て入れかえができる。
(3)家の中のやぶれた物やこわれた物の修理ができる。
(4)水道管のはれつ、ガスもれの場合に最初にしなければならないことを説明する。
(5)接着剤やペンキを使うとき、注意しなければならないことを教えてもらい、実際に使ってみる。


注:この章の(3)(5)の細目は、きけんがともなうことがあるので、指導者か保護者などおとなのいるときに行う。

ねらい

家庭における修理の基本的な技能と知識を身につける。

履修のヒント

(1)本体の基本的なとじられ方が理解できれば、簡単な修理は容易でしょう。また、自ら本を大切に扱うようになることでしょう。

(2)乾電池のしくみを電流、電圧、極性等の基本的な知識と合わせて学習します。
そして、使うものに合った電池を極性を間違えずに入れかえられるようにします。

(3)障子貼りや切れた電球の交換等、家の中で自分でできる箇所をあげ、実際に修理する方法を学びます。
物を大切にする気持ちを育ててください。

(4)水道、ガス等の公共エネルギーの供給の仕組みを調べさせてください。
その仕組の中で、緊急の場合にしなければならないこと、してはいけないこと等を話し合ってはいかがでしょう。

(5)接着剤やペンキの性質を知ることにより、扱い方を覚えるよう指導してください。